知識のマネジメント
最近の関心ごとは「チームでいかに成果を上げるか」。
例えばGoogle。
メンバーが働きやすい職場を提供することで、知識の生産性を高める工夫をしている。
参考:Google: ten golden rules(PDF)
日本語版:グーグル、10の黄金律
上記ゴールデンルールで言及されるドラッカー。
そのドラッカーが1993年に書いた『ポスト資本主義社会』でも以下のような記述が。
「知識の生産性をあげることこそ、マネジメントの責任である」
「今後、国民経済においても、国際経済においても、ますます重要な意味をもつことになる唯一のものは、知識の生産性をあげるためのマネジメントの仕事ぶりである」
(10章 知識)
まあ当たり前っちゃあ当たり前の話ではある。
が、知識の生産性を高めるために具体的に何をすればいいかは曖昧。
それでも同じ本の中にヒントらしきものはある。
「われわれが向かっている知識社会の中心は人間である」知識をどう扱うかという話は、人間をどう扱うかという話にほぼ等しい。
「知識は、昔から、人間の中にある」
(12章 教育ある人間)
ってことで、最初にあげたGoogleのゴールデンルールはめっちゃ理にかなってると思うわけです。
「チームで成果を上げるには、メンバーを中心の存在として扱っていくこと」ってことがカギになる。
具体的な方法はこれから掘り下げていきたい。