Strategic Management Societyでのラウンド・テーブル発表

先日提出したStrategic Management Society, Special Conference Berkeleyのラウンド・テーブルでの研究紹介、今朝メールで審査通過の連絡が届く!
(Track A: Thinking Strategy, Design, and Technology: Designing Sustainable Advantages)
共著者の澤谷由里子先生にカンファレンスの存在を教えてもらい、提出内容も一緒に整理することができたので大変感謝してます^^
<メモ:国際学会誌への掲載を目指した練習の道のり>
- ポスター発表:Product Development and Management Association, 2018
- ラウンド・テーブル:Strategic Management Society, 2020
- 口頭発表:次の目標(Academy of Managementでやってみたい)

フィリピン滞在と記事執筆

初のフィリピン滞在。

デザイン思考に関する計5万字ほどの記事執筆のためずっとホテルに缶詰。

観光はできてないけど、セブ空港の雰囲気に癒された。

これより帰国 @ Mactan Cebu International Airport - Terminal 2

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滞在中に書いた記事は日経クロストレンドにて。デザイン思考ベーシックとプロフェッショナルの2種類(計21記事)

xtrend.nikkei.com

xtrend.nikkei.com

フィリピン航空でオーバーブッキング

成田→セブ島への直行便に乗る予定でチェックインしようとしたら、該当便がオーバーブッキングで、別ルート(成田 → マニラ → セブ島)に変えれる「ボランティア」を募集中と知る。

話を聞いたら、予定より2時間遅れて着くだけだし、1年間有効な無料往復チケット(成田⇔セブ)を追加でくれるし、何より初めての体験なので面白そうだから名乗り出た。

待ち時間の間に使える1500円分の食事/お土産クーポンは使う時間なくて返したけど、マニラ空港の様子が分かったり、フィリピンの国内便機内やそれを利用する人の雰囲気も知れたりして、エクストラで学べることが多かった。

あと、オーバーブッキングって各会社のシステムやポリシーという側面が強く、それでも空港現地の人はそれに合わせて対応しなきゃいけず、色々と大変そうな様子がカウンター越しから伝わってきたのも印象的だった。

1年以内にセブ島に来るかどうかと言えば、基本なさそうなのだけど、今回みたいに仕事を作れたらまた来るのもいいかなと思っている。

27日まで、残す文字数は約2万字。

(集中力切れてきたので、息抜きがてら投稿笑)

そういえば、ホテルにチェックインした時に「仕事で来た」と言ったら「次はぜひバケーションで来て下さい」と笑顔で言わたののも印象的。

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【連載記事:第1回「イノベーションとマネジメント教育」】

ドラッカースクールの山脇秀樹先生と、次世代経営リーダーの育成をしている藤田さんと鼎談しました!

イノベーションやマネジメント教育に興味ある方、ぜひ読んだりシェアしてみてくださーい。

ems.eireneuniversity.org

■経済学からデザイン思考へ

柏野:イノベーションとマネジメント教育の関係について話を進める前に、まずはお二人がドラッカースクールに関わるようになった経緯を伺いたいと思います。山脇先生は博士号は経済学(ハーバード大学)ですが、どのような流れでドラッカースクールでデザイン思考を教えるようになったのでしょうか?

山脇:1982年から97年までベルリンの研究所とベルギーの大学では、国際経済学と産業組織論、企業の競争論が研究課題でした。

そのあとのUCLAアンダーソン経営大学院では客員教授として国際経済と国際ビジネスを担当しました。最近の傾向としては、国際ビジネスの分野がビジネス・スクールのカリキュラムの中であまり重要視されていませんが、グローバリゼションの軸となる多様性の理解という重要な内容を含む分野ですので、また最近取り組んでいます。

経済学から入っていますから、概念と枠組みを主体に教えていたのですが、2000年にドラッカースクールに移ってからはグローバルストラテジー(世界戦略論)、ストラテジー(戦略論)を経て、デザイン思考を教えるようになりました。

柏野:ストラテジーは、経済学をバックグラウンドにしたものでしょうか。

山脇:そうです。いわゆるマイケル・ポーター流のストラテジーですね。マイケル・ポーターと私の指導教授は同じです。リチャード・ケイブスというミクロ経済学の一分野である産業組織論の教授で、市場構造と企業間競争の実証分析を重視していました。

柏野:ポーターと一緒に競争戦略の土台となる考えを提唱した方ですね。

山脇:ちょうどその頃、インターネット、eコマース等のIT関連のイノベーションが起こって、世界の流れがアントプレナー志向になってきました。すると、経済分析の手法に基づいた競争戦略論だけでは説明できないことが多くなったのです。

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続きはこちらから

ems.eireneuniversity.org

Amazon Go

レジが無いことで話題になったAmazon Go。シカゴのダウンタウンにもお店があって、全米で4番目にできた。観光がてら夕方ごろに利用。

レジはないが「無人」というわけではなかった。というか客が4人しかいないのにスタッフが6人はいて、普通の店より多い笑

入店の仕方や買い物方法自体を教えるスタッフがいたので、普及とともに人は減っていくでしょう

店を出て15分後ぐらいにはお店の滞在時間+決済完了のお知らせが届く。最初は不思議な感じがしたけれど、非常なスムーズな体験だったので、次からは当たり前の感覚になってそうな予感

既に知ってる人も多いと思うけど、面白い体験ができたので簡単な動画を作成してみた 

www.youtube.com

シカゴ大学訪問

朝から、石油王ジョン・ロックフェラーが1890年に創設したシカゴ大学へ向かう。

大学院生による簡単なキャンパスツアーがあったので、事前に予約してお昼前に参加した。 オックスフォード大学を真似てつくったホール(Hutchinson Commons)にツアー中に立ち寄ったのだけど、ハリーポッターホグワーツ感が凄かった。

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ツアーが終わった後、世界トップクラスの経営大学院として有名なBooth School of Businessにも足を運ぶ。ここにあるカフェは大学院生しか使えないので、落ち着いた環境を好む人にはおすすめとのこと。たしかにその通りの雰囲気で、かなり居心地がよさそうだった。

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午後は、Division of Social Sciencesの関係者と会って1時間ほど話を聞く。経済学・心理学・社会学など、社会科学系で修士号を取得したい人には、Master of Arts Program in the Social Sciences(通称MAPSS:マップス)がとても良さそうな印象。

MAPSS修了生の30-35%がPhDへ進むけれど、そのうち87%が1)学費免除 + 2)RA/TA雇用 or 生活費支給という実績。これは凄い。

 

 

学会発表:PDMA

朝からカンファレンス会場に向かう。綺麗な高層ビルが多い(トランプタワーもあった)

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午前中から他の参加者の発表(1人20分)を聞く。

面白くてかつ丁寧な研究が多く、刺激になる

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自分の出番となるポスター発表は夕方から始まり、ちょうど10人から質問を受けてやりとり。かなり勉強になった

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夜は、たまたま会場で会った日本人の先生や博士候補生と一緒にディナー

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めっちゃ疲れたけど充実の一日:)